歯車と油と

冬が来ました!
こんにちは、ギミクリーズの田中です。
息子と作った今シーズンの初雪だるま。
そう言えば・・と最近ふと思い出したこと。
昔、エッセイみたいなの書いたことあったな。
今思うと、
自意識過剰クンみたいでちょっとやだな。
でも、今でも感じることは同じかな。
確か、こんな内容だった。
「歯車な人 油な人」
今でこそ、
働き方改革や生き方の多様化が世のスタンダードだけど、
私が就職を控えていたころは、
できるだけ大きないい会社に!
公務員は一生安泰でいいぞー!!
ってのが常識の時代だったように思う。
実際、親からはそう言われ続けた。
その頃から、それに反発心を抱いていたので、
今こんなになっちゃってるんだろうけど。
ニュースのインタビューで、
「自分は会社の歯車でいい。
でも、歯車にも出来のいい歯車と悪い歯車がある。
僕は、いい会社でいい歯車となって活躍したい」
みたいなコメントを聞いたのを今でも覚えている。
デカい会社でデカい仕事を回せば、
動かす金額も大きいし、やりがいもあるだろう。
給料もいいだろうなー
でも、
「歯車な人」だけでエンジンは回らない。
「油な人」の存在を見過ごしてはいけない。
「油な人」といっても、
いつもどこかで油を売っている=さぼっている人でも、
汗かきで額に豚骨スープをにじませ脂ぎってる人でもない。
油とは「潤滑油」のこと。
機械設計では、
ギアとギア、シャフトとメタル(軸受け)など、
それぞれの摺動部品同士に最適なクリアランスが与えられる。
オイルはエンジン内のあらゆる隙間を浸し駆け回る。
そして、それぞれの部品が滑らかに動くのを手助けする。
クリアランスがなければオイルが入り込むことができず、
干渉し摩擦で焼き付き損傷してしまう。
また、エンジンオイルの役割は「潤滑」だけではない。
「洗浄」「冷却」も重要な任務だ。
人も同じではなかろうか。
良好な人間関係には、
それぞれの関係に見合った距離感が大切だ。
そして、
人と人の「間に入る人」や、
陰で支えてくれる人がいてこそ、
仕事も、
会社も、
世の中も円滑に回る。
なのに、
「油な人」の存在は軽視されがち。
それは結果や評価が、
ギアやシャフトなどの構成分品の精度や耐久性に現れ、
エンジンそのものに与えられるからだ。
しかし、どんなエンジンも油なくしては回らない。
そして、ハイパフォーマンスなエンジンほど、
高規格な良質の潤滑油が必要なのだ。
今の自分の役割は!?というと、
ギアになったりオイルになったり、
場所場面で演じ分けてる感じかな。
そうしながら、
諸所で「油な人」さんを見つけては、
そっと応援している。
「頑張って!君がいてこそ歯車は回り続ける」


